2012年3月31日土曜日

4/1から電話番号が新しくなります

4月1日よりRQ唐桑海の体験センター(旧RQ唐桑センター)の電話番号が変わります。旧電話番号は使用できなくなりますのでご注意ください。

新電話番号
090-4608-0072

2012年3月25日日曜日

サンフランシスコと唐桑の国際交流

去る3月19・20日にサンフランシスコ州立大学の学生15名が唐桑でボランティア
活動をしました。 彼ら、彼女たちは日本の被災地で活動したいという強い思い
で志願してきた人たちです。
最初は牡蠣など触れるかなと心配していましたが、始まってみればどんどん積極的に行い、牡蠣の耳吊り作業など覚えが早く作業はどんどん進みました。
昼食時には漁師のお母さんたちがびっくりするほどよく食べ大粒の牡蠣が入った鍋は完食!
RQの通訳ボランティアさんも4名駆けつけてくれてコミュニケーションをおおいに
発揮してくれました。
最終日には学生は片言の日本語、漁師さんやお母さんは変な英語でしゃべって
いました。でもお互い心が通じ合うのか笑い声が堪えませんでした。
この種(種かき)がサンフランシスコと唐桑の架け橋になってくれることを願っています。




耳吊り??作業を説明、活躍するRQ通訳ボラ


御崎神社で日本の文化に触れる

唐桑養殖業復活感謝祭

去る3月18日「唐桑養殖業復活感謝祭」が盛大に行われました。
参加者約2,000名、内ボランティアは約250名(RQは35名)でした。
唐桑の養殖業の復活を地元漁師さんたちやお母さん方と一緒に
お祝いし大いに盛り上がり楽しい一日でした。
唐桑の人たちが今ままで以上に元気になることを確信しました。
以下畠山政則組合長の挨拶を要約します。
「 前略 貴殿をはじめ全国各地から頂いた様々な形でのご支援は再び立ち上が
る勇気を与えていただきましたことは誠に感謝に堪えません。
皆様方の心温まるご厚情に対し心よりお礼申し上げます。この一年間、本組合と
しては一日も早い漁業の再開を目指すと共に被災した養殖施設の早期復旧
に取り組んでまいりましたが震災以降唐桑町内で行われてきたボランティア
作業は養殖漁業再開の大きな支えとなり、早期復旧の原動力になったことは
言うまでもありません。 中略
今回の大震災による被害は想像を絶するほど甚大なものであり、復興への
道のりは遠く険しいものですが皆様方のご支援に応えられるよう組合員一丸
となって取り組んでいく所存ありますので、今後とも変わらぬご支援をよろしく
お願いします。 後略」
感謝祭前夜久しぶりに集った唐桑OB・OG

畠山政則組合長の挨拶


ほたてや牡蠣をたらふく食べる

元気な漁師のお母さんと

2012年3月14日水曜日

待ちに待った水揚げ

待望のわかめの水揚げが唐桑の各所で始まりました。
牡蠣は順調に成育していますが処理する工場が再建できないため水揚げ、そして
流通できません。唐桑の養殖漁師さんたちは震災後に確実に現金収入の得られる
わかめの仕込みを行いました。
震災以来初の収入の糧にどの浜も活気づいています。漁師さんの顔も収穫の喜び
に満ちています。地元のお母さん方も仕事が戻り本当に嬉しそうに作業をしています。これからもっともっと獲るぞと元気な姿に私たちもお手伝いをしながらその元気をもらっています。
延べ縄式いかだ 
わかめの刈り取り
機敏な刈り取り船に乗りご満悦 
地元のお母さんと楽しく会話しながらカット作業     


3月9、10、11日の写真ギャラリー

3月9日






 3月10日



3月11日










前向きにひたむきに、
思いやりと感謝を忘れない
唐桑の皆さんの姿に
私たちは励まされました。
また一年、そしてその先も、
できることを続けようと思いを新たにしました。


記:ささこ


2012年3月11日日曜日

3.11の唐桑


あの日から1年が経ちました。
RQが関わった人の仲にも肉親を亡くされた方がいます。遺族の方々には短いようで長い1年だったと思います。
大津波が唐桑鮪立を襲った15時25分に地福寺の僧侶による読経がはじまりました。
夜は鮪立の湾で厳かに灯篭会が行われ静かに過ごしました。

RQ唐桑センター ほっしゃん