2012年7月31日火曜日

海辺の広場 整地作業開始


いよいよ残っていた自宅基礎の撤去が始まりました。

そして海辺の広場の整地作業が本格化します。
基礎撤去後は、砂利を入れ平らにしてバーベキュー台などを設置する予定です。

暑い中、村民は夏休み後半頃の完了を目指して頑張っています。




初体験!ホヤの養殖作業に挑戦


ホヤの種は牡蠣の殻に付くのだそうです。

1年以上天日で乾かされ白くなった牡蠣殻を集め、穴を開けてワイヤに通して纏める作業をしました。
海中で殻と殻の間の陰になる部分に種が付くそうです。なので、殻は凹凸の有る側のみ使います。


一つひとつ手作業で殻の中央に穴を開けます




1本のワイヤは約3メートルくらい 海中では水深の中央辺りに吊るすとのこと

7月29日体験センター日記

今日、朝方は雲行きが怪しかったのですが昼前には晴天になり絶好の体験日和となりました。
この日は東京方面からのウーマンパワーが炸裂し我々漁師もたじたじでした。
各企業の中心的ポジションにいる女性有志が唐桑の養殖業支援に来てくれました。
《東北の復興を応援する分科会》という活動を積極的に行っている方々です。
①被災された方をサポート・応援する。 ②被災地にいる子供・同世代の女性を応援する。 
③「心のケア」又は「それに繋がる応援」を行う。 
我々がこの方々のパワーから元気と勇気をいただいた一日でした。
最後は被災した地元の女性と歓談していただき、みなさんの思いを肌で感じたご様子でした。


初めての牡蠣養殖体験です。



いざ養殖漁場へ出発!


大きく育った牡蠣にみんなビックリ



地元の方と懇談後、笑顔でお別れ











2012年7月27日金曜日

雲丹の中身!

ギッシリと身のつまった雲丹です。
漁師さんが割ってくれたものを海水でさーと洗ってぺろりと食べました。
甘くて美味しい!

雲丹の開口!

唐桑は今朝早朝の5時から7時まで雲丹の開口(漁の解禁)があり、ほとんど漁師たちが雲丹漁に出漁しました。
漁業権の持っている人しか船に乗れません。船外機付きの小型船で御崎まで行きました。
けっこう大漁で漁師たちも喜んでいました。
大ぶりのサイズもあり、中身もギッシリつまっています。
その場で割ってくれました。 あまくて美味しい!


大漁です。 漁場ではこの櫂で静かに進みます。


嬉しそうな地元の漁師さん。


こんな大きなものも採れました。 それにしても唐桑の海の豊かさには驚かされます。

2012年7月16日月曜日

Mini 畑つくり

創生村の一画にMini畑を作りました。
家の基礎部分の一部を畑にして夏のバーベキュー場で使う野菜を中心に栽培します。
まさに海と山(陸)の融合です。
海で収穫した海産物と山で採れた野菜類を焼いたり、蒸したり、石焼にしたりして一緒に食べます。
今から楽しみでワクワクします。
また牡蠣料理・帆立料理に合う香味野菜のバジルも栽培しようと思っています。
みなさん美味しそうなレシピをどしどし教えてください。こんな野菜は葉っぱもいいよと教えて
ください。
みんなで美味しい村つくりをしましょう。


先ず腐葉土になる落ち葉を敷きつめます。 創生村村民のHご夫妻が大活躍です。

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その上に海の栄養分がたっぷり含まれる粒(珪藻類が多く含まれる)を盛ります。


この粒はたいへん水はけが良いです。


トラック荷台満杯で2回、別の場所からこの粒を運びました。








村民のみなさんへ帆立を出荷しました。

7月6日に住民票番号91番地~133番地のみなさんへ帆立をお送りしました。
丹精こめて育てた帆立がみなさんの食卓に並び、たいへん美味しかったとお便り多くいただきました。
またある会社の方がBBQ大会の目玉として焼いて参加者に提供したところ大絶賛だったとうれしいお便りもありました。

第一回目の発送の時、生きた帆立は初めて見た! どのように調理すればいいの? 貝の剥き方はどのようにやればいいの??などなどご意見をいただきました。

その反省から今回は剥き方の説明書と剥き専用のヘラを同梱しました。
村民のみなさんから簡単に剥けた、貝柱がきれいにはがれたとおほめをいただきました。

みなさんのよろこぶ姿が私たちの励みになり、明日に向かう勇気となっています。


船上で帆立の貝を掃除します。


















2012年7月10日火曜日

いよいよ整地作業開始!

今日、7月10日は晴天で気温も30℃近く上がりました。
夏休みに向けての整地作業を開始しました。
自宅跡地のコンクリート基礎部分に砂利をダンプカー2台分を入れ平らにならしました。
基礎の高さまで砂利を入れる予定でまだ1週間近くはかかります。
この部分を整地して、カマドを設置します。
みなさんが次に来られる時は創生村で収穫した海産物をその場で焼き、食べることが
できるようお父さん中心でハリキッテ作業しています。
楽しみに待っていてください。



7月7日の日記

この日は関東方面から10名の方々が参加されました。朝方の強い雨も小降りになり体験をスタートしました。
この日の方々は唐桑におおいに関心を持っておられました。
養殖漁業のこと、海のこと、海産物のこと、食の安全や調理方法のこと、震災のこととみなさん
積極的に質問されました。
このいろいろな突っ込みがあり、和気あいあいとフランクでにぎやかな一日をすごされたのではないかと思います。
我々漁師も気が乗ってきて最後は生きた帆立の剥き方の体験学習?も行ってもらいました。

                               




                  サプライズの帆立剥き体験



2012年7月2日月曜日

体験センター事務局メンバー募集

体験センターの総務・事務の仕事を手伝っていただける方を募集します。

仕事内容:総務・事務・広報・経理(簡単な会計)。センター催行時の事前準備・
       受け付け・案内・時間管理・顧客データ入力etc。

技術・資格:特別なものはありません。PC入力・メール等簡単なPC操作ができれば
       どなたでもできます。

要請時期 :2012年7月初旬~2014年末。

実施期間 :1週間~数ヶ月の長期大歓迎。

賃金   :短期の場合は原則ボランティアとしての活動です。 
       長期(1ヶ月以上)の場合は賃金をお支払いします。
       金額は実施期間によりますのでご相談ください。

宿泊   :日帰りも可能とします(気仙沼の地元の方大歓迎)。
       遠方の方は宿泊場所をRQ唐桑センターにて用意いたします。

宿泊費  :通常のボランティア宿泊費(一泊1,500円)は適用せず特別な扱いと
       します。 実施期間によりますのでご相談ください。

その他  :体験センター催行日前後に仕事が集中します。それ以外の日は
       広報などのPCメール操作などがありますが完全オフにする日も
       週2日はあります。

       その時は風光明媚な唐桑半島内外の観光や美味しい海の幸を
       味わうグルメツアーにお出かけいただけます。  

       お問い合わせをお待ちしています。  事務局 星野 伸行


2012年7月1日日曜日

唐桑創生村の村作りスタート

去る4月28日に海の体験センターのオープンと同時に唐桑創生村を開村しました。
この村はみなさんが村民になっていただきみんなでゼロから作り上げて行く本物の
村です。現在は体験センターの立ち上げメンバーのひとりの漁師の私有地が津波で
流された状態になっています。そこを整地して人々が集い、人がふれあう憩いの場にします。また家族連れやこどもたちも安心して遊べる場にしたいと考えています。
また逆にみなさんからアイデアや提案をいただいて村作りを進めたいと思います。
一方通行ではなくみなさんの思いも形にできれば素晴らしい村になると思います。
ここに来て唐桑の魅力を肌で感じてもらい愛着を持っていただければこんな嬉しい
ことはありません。海の体験センターはその中心となる施設として先ずは形にしました。
唐桑創生村プロジェクトのスタートです。次からはみなさんと一緒に作り上げていきます。夢の未来予想図に描きましょう。その夢に向かって一緒に歩きまじめましょう。
唐桑創生村でお待ちしています。