2012年8月23日木曜日

帆立の種採り

唐桑では昨年津波で流されてしまった帆立の採苗(種=稚貝を採取しること)が行われました。

北海道全域で産卵された帆立の幼生がけなげに一週間かけて唐桑に泳ぎ着きます。
実は海流に乗ってくるのですが・・・。 しかし途中魚や海鳥に食べられずによくも来てくれたものです。

6月に幼生を採取するためのネットを津本沖~御崎沖に吊るしてそこに吸着してくれます。
吸着した幼生は約2ヶ月で小指の先ほどに成長します。

ネットから稚貝を取り、選別して籠に入れます。 この籠を筏に吊るします。

今後2年かけて成長して収穫を迎えます。 長~い仕事ですが楽しみです。


種帆立を選別(大小・生死)


こんなに小さい種


この後に30個づつ籠に入れます

2012年8月22日水曜日

港のかさ上げ工事開始!

待ちに待った体験センター前の漁港のかさ上げ(地盤面を上げる工事)が始まりました。
大型の土嚢を並べて岩と土の混合材をダンプで降ろしていきます。
かさ上げが完成するとその先はいよいよ牡蠣処理工場の建設が視野に入ってきます。
もう一息です! 漁師たちの目も輝き出しました。


かさ上げ工事中の漁港


大型の土嚢を設置します


迫力ある工事風景