唐桑では昨年津波で流されてしまった帆立の採苗(種=稚貝を採取しること)が行われました。
北海道全域で産卵された帆立の幼生がけなげに一週間かけて唐桑に泳ぎ着きます。
実は海流に乗ってくるのですが・・・。 しかし途中魚や海鳥に食べられずによくも来てくれたものです。
6月に幼生を採取するためのネットを津本沖~御崎沖に吊るしてそこに吸着してくれます。
吸着した幼生は約2ヶ月で小指の先ほどに成長します。
ネットから稚貝を取り、選別して籠に入れます。 この籠を筏に吊るします。
今後2年かけて成長して収穫を迎えます。 長~い仕事ですが楽しみです。
種帆立を選別(大小・生死)
こんなに小さい種
この後に30個づつ籠に入れます